人に興味をもつ方法

NEWSからの愛と 上田竜也への愛と

海から空へ しばしの休息

だいぶ経っちゃったけど、無事に『UNION』から帰還してきました。

いや、無事かと聞かれたら、いろいろ無事ではない自信はあるんだけども。とりあえず、寄港出来たくらい。燃料補給しに来た。また旅に出るから。

内容については、上手な方がどこかでまとめてくださっているはず。私は割愛。映像化、まだですか?Blu-ray希望なんです。どうしても、3人の美しいご尊顔をBlu-rayで拝みたいんです。

 

私は円盤を愛している。(唐突)

もちろん、実際に会場に行って、彼らと同じ空間にいて、生の彼らの姿を見られるのはこの上ない幸せ。だがだが、やっぱり記憶って薄れていくもので。歳のせいかもしれないけど。

今でも、あのときの感動を全部鮮明に覚えてるのっ!っていう場合は、大体が円盤で記憶を上書きしているから。本当に記憶に残っているのって、実はほんの一部だったりする。

それに、目が二つじゃ足りないこともしばしばだし、こっちに背中を向けている今この瞬間どんな表情をしているの!ってこともしばしば。要は、常に観たいんです。彼らのこと。

だから、私は円盤を愛している。

 

そんな私が(どんな私が)、NEWSとKAT-TUNのコンサートを比較してみる。というか、宣伝してみる。そして、満足してみる。

 

①ファンとの距離感

NEWSはファンとの触れ合いを本っっっっっっっっっっ当に大切にしている。ファンの子たちが大好き過ぎてる。そして、その大好きを全く隠そうともしない。むしろ、ダダ漏れてる。

ファンの子が「スキーっ!」ってなるのと同じくらい。彼らも「好きーっ!」って思ってくれている。それが、本当にお互いに伝わる場所がコンサート。

ファンの子たちと一緒に何かしたいっていつも考えてくれている。共同作業大好き。たまに、ここは『おかあさんといっしょ』のステージかと錯覚するほど可愛いことをメンバーとファンとで一緒にやる。ちょっと恥ずかしい。

もうだいぶ有名になってしまった手越さんの「ハニー」やら「子猫ちゃん」やら「俺の彼女」やらが乱れ飛ぶ空間。

シャイボーイシゲちゃんだって「愛してるよ」なんて言ってしまう空間。

アリーナも天井も関係なく会場いっぱいに笑顔で手を振りまくるまっすー。

「明日からも頑張れ」ってエールをくれる慶ちゃん。

両想いってこういうことを言うんだったな、そういえば。

もうこの国を一夫多妻制にしたほうが良い。彼らのためにも、私たちのためにも。

 

それと比較すると、KAT-TUNはそこにダダ漏れるほどの愛はないです。

いや、愛はあるんだけど。

ファンの子たちだってメンバーが大好きで会場にいるわけで。メンバーだって応援してくれるハイフンは好きなはず。でも、NEWSと比べるからか、ファンの片想い感が強いです。

「好きだから来ちゃった!」「そうか。じゃあ楽しんで行けよ。」みたいな。

NEWSは「好きだから来ちゃった!」「嬉しい!僕も好き!だから一緒に楽しもうね!」って感じ。

触れ合いや言葉で愛を伝えるんじゃなくて、ファンが欲しているものをパフォーマンスで見せることによって愛を表現しているんだと思ってる。

そして、本当に魅せることによってファンが満足する。「これが欲しかったの。言わなくても心が通い合っている証拠ね。また来るわ。」って思って帰路につきます。

そんな摩訶不思議な満足感を体感できる場所がKAT-TUNのコンサート。

超個人的な意見だけど、メンバーとファンの間には強固な信頼関係があると思っている。それがあって、成り立ってる気がする。

 

 

②演出

東京ドーム基準で話をすると、これほど2つのグループの違いが顕著に表れるのも珍しい。

NEWSは俗にいう東京ドームの無駄遣い。

それに比べて、KAT-TUNは東京ドームを惜しみなく使う。

NEWSはメンバー同士の距離感がとてつもなく近いため、暇さえあれば密着します。後ろから抱きつくやら手をつなぐやら腕を組むやら。頬をくっつけるやら頬にチューするやら馬乗りになるやら。

知ってました?アラサー男子です。でも、ファンはこういうの大好物です。

花道移動も、基本4人一緒。4人が同じ場所にいるので、こちらとしては目に優しい。首に優しい。

円盤になった時のカメラワーク最高。ちょーカワイイ。ってやつです。

そして、なんといってもよく見かけるセンステやらメンステで4人密着して並んで座って歌う図。これがかの有名な「東京ドームの無駄遣い」。あんなだだっ広い東京ドームの中央、半径1mの円の中におさまる4人。そして、その日一番の笑顔を見せる4人。

好きになってもいいですか?

 

KAT-TUNは、基本メンバーバラバラがお好み。

花道を一緒に移動することは、あまりありません。モニターには映ってるけど、今みんなどこにいるの?とキョロキョロする。

ただ、ここぞというときには3人揃って花道を歩く。センターの花道がお好きなご様子。

3人が眼光鋭く、東京ドームを二つに裂くように花道を歩くと、両脇にいるファンが次々とひれ伏す。ように見える。帝王なんだか魔王なんだか神なんだかよくわからないけど、とりあえず言葉が出ないほど圧倒されるし、とても美しい。たぶん宗教。

東京ドームが狭く感じられるほど大きな存在感を個々がもっているグループもそういない。東京ドームに足を踏み入れた瞬間、席に着こうと移動している間、満杯に埋まった東京ドームを見渡している時、「東京ドームって広いなぁ」って感想を毎回抱くけど、KAT-TUNがステージ上に現れたその一瞬で一気にドームが狭く感じてしまう。

あの一瞬に立ち会える、それがすごく幸せ。

 

 

③メンバー

NEWSはなんといっても、テゴマスのハーモニーが生で聴けるのがとてつもなく贅沢。ジャニーズ屈指の歌唱力をもつ2人が同じグループで同じステージで歌ってるって、私に言わせれば奇跡なわけですよ。そして、そんな2人がいるNEWSが誇らしいわけですよ。

テゴマスって聴いたことないっていうそこのあなた。人生損してるから、聴いて。いや、マジで。貸そうか?なんなら、某動画サイトで観てくれてもいいから。マジ、アーティストだから。

コンサートで、この2人がいかに歌でNEWSというグループを引っ張っていっているか、本当に感じるし、揺るぎない芯が通っているてごちゃんの声とどんなものでも包み込んでしまう温かいまっすーの声とを聴いた耳が幸せだと叫んでる。気がする。

シゲちゃんは、自分の役割を本当によくわかっている人。MCが突拍子もない方向へ転がりそうになると、しっかりと締める。大体これはシゲちゃんかまっすーの役割。でも、自分がイジられてるとわかった瞬間、思いっきりイジられキャラに変貌する。

そして、何をすれば、どういう魅せ方をすれば、みんなが喜ぶかをよく理解してる人。イケメンインテリシゲちゃん。好き。

慶ちゃんは必ずコンサートで「明日からも頑張れ」ってエールをくれる。観に来てくれている人たちに「頑張れ」なんていうアイドルいます?「頑張れ。俺も頑張るから。」って。

その一言で、どれだけの人が「よし。また明日からも頑張ろう。そして、またココに来よう。」って思えていることか。コンサートという非現実的空間を出た私たちが、またすぐ現実に戻って苦しんだり悲しんだりすることを知ってる。ファンと同じ目線に立って、気遣ってくれる慶ちゃんを、NEWSのリーダーを、私は誇りに思う。

 

KAT-TUNは、本当に自己プロデュースの塊なわけですよ。今更だけど。

亀ちゃんは、どういう表情をすればみんなが喜ぶとか、今この時に振り返れば「キャーッ」ってなるかとか、カメラワークとか、全て完璧にこなす。

観ていて本当に気持ちがいい。アイドルを観に来ているということを実感させてくれる。王子様じゃない。お姫様に出会った気分。

そんな亀ちゃんだけど、私は普段は見せない末っ子亀ちゃんを見るのが大好き。お兄様方に冷たく突っ込まれようが軽くあしらわれようが全く気にせずにキャンキャンしている亀ちゃんが見られるコンサートが好きだ。

竜ちゃんも自分が求められていることを忠実に魅せてくれる人。「ヤンキーじゃねぇ」といいながらしっかりビジネスヤンキーを演じてくれる。それがKAT-TUNに必要なことだから。怖いと思われようがガラが悪いと思われようが、真面目に魅せてくれるとこ、好きです。「そうそう!この感じがKAT-TUNよね!」って思えるのは、竜ちゃんの存在がすごく大きいと思っている。

でもね、ふと見せる笑顔が私は一番好き。カメラ目線でもなんでもないときに笑顔を見せて「キャーッ」って悲鳴もらうアイドルいます?

 中丸くんは、ブレないよなーっていつも思う。挨拶にしてもMCにしてもHBBにしても。一貫した立ち位置を持っている人。

そして何よりも、ファンが観たいと思っている各メンバーの姿を引き出してくれる人。コンサート然り、映像作品然り。中丸くんが常にアンテナを張ってファンの声を拾ってくれていると勝手に思ってる。

個人的には、ステージに仁王立ちしてスポットライトを後ろから浴びて逆光になっている中丸くんのボイパを聞けるだけで幸せ。この時ばかりは彼から目が離せない。

 

 

そんなこんなで、もうすぐ宇宙旅行に出ます。

まだ船旅の余韻が残っているんだけど。