人に興味をもつ方法

NEWSからの愛と 上田竜也への愛と

『自担』について10年ぶりに考えてみたんだけど

数日前。
新たな沼の話をしました。

あれから4日。たった4日。
もうすでに沼を泳ぎ始めているんだけどっていう報告です。

 

まぁ、沼を発見した時点で私の行く末なんてわかっていた。私だって、もうかれこれ25年以上もジャニオタやっているわけ。そんな私が、自分の気持ちに気付かないわけない。
準備運動もそこそこに、相当の高さから飛び込み台を使って、回転しながら沼に落下していきましたよ。
たぶん、一気に随分深いところまで潜ったかもしれない。足突っ込むどころじゃない。頭から全身で飛び込んでしまった。

 

 

 

小学生の時にジャニーズ事務所に出会って25年。

この25年余りのジャニヲタ人生も、初期はジャニーズ事務所が好きだから「みんなちがってみんないい」ってみすゞ的パッションでやってきた。
ジャニーズ事務所にいるアイドルは『誰でも』『大好き』だった。
誰かひとりに絞るなんて出来ないっ!だって、みんな好きなんだもんっ!
っていう少女漫画の優柔不断な主人公みたいなセリフを吐きながらね。

常に浅く広く攻めてた。こういうのや箱推しが嫌いな人がいたらゴメンだけど。

 

 

数の少なかったアイドル誌を全て網羅するのは当たり前。
大型特番が紅白やMステしかなかった音楽番組も全グループ分録画。
全グループの個人の仕事も把握して録画。
一形態しか発売されなかったCDもたくさん買った。何なら、全曲歌えた。
TOKIOだってKinkiだってV6だって嵐だってJr.だって、コンサートに行った。
今よりグループの数もJr.の人数も多くなかったから出来たことなんだろうけど。事実、FCに入っていなくても、チケットを取れたことも大きい。(そんな時代もあったんだよー!)

 

そんなジャニヲタ人生を歩んでいた私が、NEWSに出会ってグループ全員に深くハマるという楽しさを知った。もう、他のグループには目がいかなくなった。ひとつのグループにずっとついていくという特別感。そのグループのことなら、メンバーの血液型から足のサイズから性癖に至るまで、全て知ることができるという充実感。時間もお金も思う存分大好きな人につぎ込めるという満足感。
依存しまくって、運命共同体だと思って、一緒に泣いて一緒に笑って一緒に歩んできた。


そして10年ほど前、上田くんという人に出会って、初めてアイドル個人を好きになるということを経験した。どの瞬間に『自担』と認識したのかは本当に覚えていないんだけど。
でも、気付いた時にはこっ・・これがかの有名な『自担』っていうのか・・・ってなんだか恥ずかしかったし、初めて個人うちわを買ったのもこの時。
まぁ、その気持ちは10年間どこにも行かず、その結果リア恋拗らせて、夢と現実を行き来しながら今に至るわけだけれども。

 

そんな私が、他の人に心奪われるとは思いもしなかった。
あってもグループみんなを平等に好きになるんだと思ってた。ただただカッコいいなとキャッキャするぐらいだと思ってた。要は、浅く広く。
だって、一人を担当として愛することに10年の歳月をかけているんだよ。それが私にとってどんなにすごいことか。もう、絶対に揺るがないと思ってた。

自分のことながら、自分自身が一番ビックリしてる。

 

この気持ちに気付いてから、Jr.担の友人を呼び出し、どうしたらいいかをアルコールをお供に本気で相談した30overのオンナが、『自担』というものについて改めて考えてしまったという話。

あ、気付いた?
今までのは前置きでしたね。
長い。ソーリーソーリー。

お決まりの気持ち悪いことこの上ない内容になっているので、免疫のある方だけご覧下さい。

 

 

 

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全ジャニヲタが一度は通る道。『自担』とは。
私と『自担』。そんなお話。

 

  • うちわを持ちたいかどうか

私にとって「うちわ」はとても重いもの。簡単に持てない。それなりの覚悟がいる。たぶん、ここまで考えているのは気持ち悪い。知ってる。自覚はある。

私は25年のジャニヲタ人生で個人うちわを買った人は2人しかいない。

NEWSの小山くんとKAT-TUNの上田くん。

この2人には、私の中でうちわを持つという行動にちゃんと理由がある。

小山くんは、最近初めて買った。「あなたの味方はここにいるよ」っていう意思表示をしたかった。うちわを購入することはもちろん、持つことで小山くんが少しでも安心してくれたら、と思って持っている。後ろに座っている人に「小山担だってよ」って囁かれようが、私は小山くんに自分のうちわを持っているファンがいるということを知ってほしくて持っている。私の自己満足であることは否定しない。
応援している、という表現がしっくりくる。

それに対し、上田くんのうちわは「私はあなたのことが大好きです」っていう意思表示。これのみ。

別に、理由がなきゃ持っちゃいけないとかじゃなくて、あくまでも私個人として、うちわを持つにはそれなりの気持ちでいたいってだけ。保管場所にも困るし。。

 

 

  • 仕事をどれだけ把握したいか

たくさんの仕事を抱えているアイドル。歌って踊って演技してインタビュー受けて写真撮られてバラエティーに出て。
昔に比べれば、ありがたいことに活動するフィールドが増えすぎてしまっている。故に、こちらとしては完全にキャパオーバーとなる。
TV、映画、舞台、コンサート。
雑誌なんて、似たような名前で全く区別がつかないけど大量に出回っていて、正直ワケがわからない。ドラマが始まる、映画が公開される、舞台が決まる、なんて日にゃエライことになるわけで。
出来る限り、時間やお金や部屋の広さやHDDの空き容量と相談しつつ、日々格闘しているのがジャニヲタなわけだが。
それでも限界は訪れる。

しかし。
いくら活動の幅が拡がろうが、自担にはやっぱり時間もお金もかけるし、なんなら専用外付けHDDを買う。「テラ」という単位のHDDが出て来た時には一人で拍手喝采した。本屋だって、公共交通機関を駆使して何軒もハシゴする。自担は限界という名のDEAD ENDがない。

以前、とある担降りブログで

『好きな気持ちは無限だけど、時間とかお金とかは有限だから、それをどこにかけたいと思えるか』

という言葉を友人に言われた、という記事を読んだ。

そうなんだ。好きなアイドルの仕事を全て網羅したいのは当然。そのためにはアイテムとして時間とお金が必要不可欠。だがしかし。大人の事情により、出来ることと出来ないことがある。そんな大人の事情を取っ払ってまで、その人のことを常に追いかけたいという情熱と愛情を持てるか否か。

私個人で言うと、その情熱と愛情はNEWSというグループと上田竜也という個人にのみ値する。

 

  • リア恋かどうか

私は『自担』に対してとてつもなく重い感情を抱く。いわゆるリア恋ってやつ。
このリア恋かそうじゃないかの判断基準が明確にあって、仕事だろうがプライベートだろうが好きな人に女性の影がチラつくのが嫌
可愛く言うと、ヤキモチ。可愛くなく言うと、嫉妬。
ドラマのラブシーン然り、過剰なファンサ然り、プライベートの熱愛報道然り。

それらを目の当たりにしたときに、どういう感情になるかどうか。

言わずもがな、私は寝込むわけだが。

 

これに沿って言うと、NEWSに対してはこの感情はない。
いくら、若い子が好きだろうと、夜な夜な派手に飲み歩いていようと、彼女とワイハに行っていようと、タワマンで同棲していようと、知ったこっちゃない。
法を犯さず、NEWSをずっと守ってくれるのなら、オバちゃんはとやかく言うまい。

絶賛リア恋中の上田くんに関しては、絶対寝込む。

繰り返しになるが、私のリア恋は重い。
周りがドン引くんじゃないかと思うほど重い。重いがゆえに、そう簡単に万人に抱ける感情でもない。

だから、このリア恋感情を抱くかどうかが大きな分かれ目となる。

 

 

 

 

以上の私個人の定義により、私が『自担』と呼べるのは上田くんだけだった。


昔、年上の友人が

「推してるアイドルが25歳を超えると、興味を失う。」
「だから、その都度推しをアップデートする。」
「やっぱり若い子が良い。」

というようなことを言っていた。

 

当時、まだ若かった私は「へぇ~。自担はアップデートするものなのか~。」と思って、いろんなグループがデビューするたびに、こっそりパトロールに出かけてみたけど、『自担』と胸を張って言えるような人には巡り会えなかった。 
結論。『自担』はアップデートするものではなかった。

だから、私は一生上田くん担なんだと思って、ギリギリでいつも生きてた。

 

 

そう、完全なる油断。

「ジャニーズJr.チャンネルなんて画期的!」
SixTONESいい。箱推し決定!」
Snow Manのアクロバットすごい。箱推し決定!」
「若い子も頑張れ!」

なんて呑気に毎日観ているからこうなった。

 

 

1月29日。
20時になってYouTubeにアップされた動画。ジャニーズカウントダウンでのSnow Manのパフォーマンス。
そこで歌う深澤辰哉くんを観て、身体に電流が走った。あぁ・・、言葉にするとなんて陳腐な表現。

私が今までYouTubeで観てきた彼じゃなかった。あのふっかじゃなかった。もちろん今までパフォーマンス動画だってダンス動画だって、穴のあくほど観てきたけれど。
でも、この時のパフォーマンス動画に映る一瞬の表情に全て持っていかれた。そう、たった数秒。
三枚目でもなく、ふわふわしていない、おちゃらけてもいない、アイドルのイケメンふっかがそこにいた。この歳になって、若いアイドルがたった数秒見せた表情に心奪われるという経験をしてしまった。沼に落とされるということを体験してしまった。『自担』が生まれる瞬間を目の当たりにしてしまった。尊い、私。

 

私は年齢的にJr.は深く入り込めないものだと。
もう『自担』と呼べる人には巡り合わないかと。
なんでこうなってしまったんだろうと。

戸惑いと驚きと不安とを胸に、頭を抱えながら絶賛沼に浸かり中。

 

なんせ、『自担』二人制が初めてなもんで、このまま行けるのか行けないのかもよくわからない。

 

これから日々模索しながら、着地点を見つけていこうと思う。

 

 

Snow Man担の皆様。
これからお世話になりますm(_ _)m